こんにちは。やっすんです。
最近話題のChatGPT、皆さん試されたことありますか?
Wikipediaに詳しくありますが、ご存じない方に少しだけご説明しますと、ChatGPTとは、一言でいうとめちゃくちゃ賢いと噂のチャット型AIです。日本語にも対応していて質問をするとかなり自然な日本語で回答が返ってきます。
しかもこれ、メアド登録したら誰でも無料で使えます。
とうとうこんな時代が来たかという感じです。
私、一応IT業界の住人でして最近かなり話題になっており、気になってたのですが、部下が先に試した所、どうやらやばい(すごい)との話だったので私も試してみることにしました。
せっかくなので取得したばかりの診断士の資格について3つほど聞いてみようと思います。
①中小企業診断士は将来性があるか?
どストレートの質問してみました。ChatGPT様の答えはこんな感じです
無難ですが自然にまとまってますね。お手本みたいな回答です。そうか。将来性はあるのか。
2つ目の質問です。
②中小企業診断士はAIに代替されますか?
巷では代替されにくいといわれてますがAI自身はどう考えているのか気になるところです。
経験に基づくアドバイスをしにくいというAI自身の欠点と、診断士も補助的に活用することで業務効率化に貢献できるので共存する形になると分析、方向性まで回答に含んでます。
これ、何気にすごいと思います。質問の答えは代替されますか?に対してはされる、されないで終わるのが単純な回答ですが、考察を含んだ回答が返ってきてるというのが驚きました。
結論:代替されるのは難しい
理由:データ予測は得意だが経験に基づく判断が難しいから
具体例:ただ、財務データ分析などに利用されてる例あり。補助的に使う分はかなり有効
結論:なので共存ができるでしょう
というPREP法的なきれいな回答です。なかなか賢いやつですね。
最後は突っ込んだ質問をしてみます。
③中小企業診断士に受かりません。どうすれば1発で受かりますか?
何年も受験される方も珍しくないこの試験で聞いてみたい質問です。さてどう返してくるか。
なるほど。これについては結構弱点が見える回答ですね。
まず、1の公式テキストって何なんでしょう?(そんなのあったっけ?)2は過去問は重要なのでそうだよねなんですが、3の応用力の回答も割とバクっとしてて、4,5なんかは当たり前の事(そんなことわかってるしという回答)を言ってますね。
この回答に対しては①と②に比べると納得力が低いです。まあここまで自然に日本語で返せること自体AIの進化を感じますが、少し突っ込んだ質問で知識が薄い分野は一般論で処理している印象を受けますね。まあ、AIもカバーしきれないニッチで突っ込んだ知識や経験の分野だからそれを活かす診断士がいることで中小企業の経営改善支援に役立つという証明になるような回答だなと思いました。さすがに診断士のジャンルはChatGPT様から見たらニッチ(すぎるニッチ)ですしね。
と、3つほど聞いてみましたがここまで自然に質問返して、質問によっては考察まで入れてる(PREP式で)というのに驚きました。分野によってはかなり自動化できそうな予感を受けてます。非常に賢いRPAって感じですね。
こういうのをめんどくさい保険の更新相談だとかの問い合わせやPCのどの機種がおすすめかなど範囲を限定して情報を投入すればかなりの精度で返答してくれるのではと思いました。Googleもここに後れを取ってるとも聞こえてくるのでこの分野の覇権はだれがとっていくのでしょうね。
試してみたら結構面白かったのでまた色々質問して記事にしてみたいと思います。
やっすんでした!