こんにちは。今日は1次試験の振り返り、科目別勉強を少し書いてみたいと思います。
1次科目の得意、苦手について
わたくし、1次試験の得意、不得意は下記のような感じでした。
- 得意:企業経営、運営管理
- 苦手:経済学
- 普通:財務、法務、中小政策
※経営情報システムは免除
企業経営は割と科目の内容的に好きだったのでそこまで苦ではなかったのと、運営管理は対応している業界が製造業のお客様のシステム導入だったため、割と身近だったからイメージしやすかったというのがありました。
一番いやだったのが経済学ですね。経済は大学時代の学部だったので何となくは覚えてたのですが実業務に直結する内容ではなく、大学時代の勉強もう一回やる感じがして面倒だなというのが勝ってましたね。。※割と理論科目なのではまる人ははまるらしいですが。。
財務、法務、中小企業政策については可もなく不可もなく(暗記はめんどい)という感じでした。
科目別にどんな勉強してたかを少し振り返りたいと思いますが、まず私が勉強するときに心がけてたのは「過去問やってなんぼ」戦法でした。
テキストはサクッと呼んで全体把握するくらいでさっさと問題に移行して慣れていくのがやはり効率的と思います。得意な科目はいきなり過去問へ、苦手な科目はスピード問題集(TAC)から、普通科目は科目ごとに選択(財務はスピード問題集から、法務、中小企業施策とかは過去問)って感じです。結局は過去問レベルの問題が出るので慣れと論点の理解と実践に尽きると思うので。
最初は当然過去問解いてもボコボコになります。ただ、解説を読んで選択肢を理解していく形で勉強として教科書的に使っていくのがコツと思います。これを愚直にやれば60%は何とかなるのではないかと。実際私もこのやり方で本番の試験では何とかなりました。
1次に費やした勉強時間は記録取ってないのでアバウトですが、トータルは500時間くらいじゃないかな?と思います。
もちろん、高得点狙いの方などはテキストを読み込んでもっと問題集などを使いじっくり理解を深めていく勉強が良いと思います。私は仕事しながら時間もあまりとれない中で、あくまでも60%を超えて40%の足切りを避けれればOK、として診断士受験に臨んでたのでコスパと効率を重視してました。
1次試験の作戦と考察
やはり、リスクヘッジのために1年で7科目受験(免除できるなら場合によってはあり)が一番良い戦法ではないかと思います。
ちなみに上記の勉強を実践した私の令和4年度の結果は下記でした。
- 経済:56点
- 財務:52点
- 企業:73点
- 運営:66点
- 法務:80点
- 情報:免除(60点換算)
- 中小:62点
- 合計:449点(平均64.1点)
見ていただいてわかる通り、企業経営と法務で点を稼いでいます。令和4年は法務が超易化し、一番の鬼門と構えてたのですがまさかの得点源に。これがないと結構やばい状況だったというのが結果です。
毎年、地雷と易化科目がでてくるのが1次試験の最大の特徴です。一般的な傾向としては去年難しいと今年簡単、逆もしかりなのですが、そうとも限らない場合もあるので読むのが難しい。こういった場合は投資のポートフォリオと同じで複数科目でリスクヘッジが一番合理的です。
7科目中なら1個か2個は得点取りやすい科目ありそうですしね。なので複数年計画で1,2科目しか受けない作戦は結構リスキーだろうなと思います。60点死守しないといけないとなると難化すると結構大変なんで。
複数年狙われる方も「1年で複数科目(5科目以上)は必ず受ける。免除使う場合も1,2科目にとどめる」、「その中で易化科目で点を稼ぐ」、「難化科目でも50点以上は死守する」あたりが結果的に1次合格のキーになるんじゃないかなというのが私の感想です。
まあ、勉強時間をかけてリスクヘッジをうまくやれば(通る事を目標とするなら)なんとかなる試験だと思います。今年1次受験の皆さんのご参考に少しでもなりましたら幸いです。
やっすんでした!