私は過去会社内で本業をやりつつ、ネタを思いつき、新事業開発をこっそり行ったことがあります。自分で企画、関係部門への相談、スポンサー探索、ビジネスプラン立案など一通りやりました。(2年ほどあれこれ手探りでやった現場からの立案です。)
そこで学んだのはある程度の大会社内で新事業を推進するには、もちろん筋のいいネタであること(お金払ってでもそのサービスを受けたい、買いたいと思ってくれるモノ)であるという条件も当然大切なのですが、言いたいのは政治力がとにかく重要であるということ。
ここ突破できないとどんなにいいネタを考えたとしても全く意味がなくなってしまいます。どうしてもやりたいというなら自分で独立してやれ、的な論理になってしまうことになります。考えた意味ないじゃん、です。
数人の仲間とこっそり企画立案〜ビジネスプランまで書いて事業部長クラスの幹部へ相談をするという持ちかけしたのですが、まあ、大概承認得ていく階層が深いことと、少しの費用を取るにも結局会社、事業部の方針として合ってないとアイデアの良し悪し関係なく、本当にうちがやる必要があるのか?と突っぱねられる現実の厳しさを経験しました。
※とは言いつつも関係会社のメンバーがいたので、そちらではすっと企画がとおり、結局そちらで事業化する形でなんとか進んでいる状態なので結果オーライにはなっています。
経営企画など経営層がやりたいことを汲み取って予算もつきやすい部門の方は会社として取り組む方針が出てる分野などがあり、この辺比較的やりやすいでしょうが、現場の末端が事業を思いついて企画立案、予算獲得して通していく、は基本的には幹部の後ろ盾や、事業方針と相当マッチしてるか、といった整合性がないとほぼほぼ詰んでしまいます。ここはいいアイデアかどうか、とか、そういう観点とは別次元な壁という印象です。
またその辺の苦労話的な経験談も語っていきたいと考えています。
今日は以上でした!
やっすん
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